ボルタリングで腰痛背中痛

 

今流行のスポーツボルタリング！

 

ホテル先に子供用があったので、私もやっていましたが「いや～キツイ」(笑)。

 

ですが、何故かはまるスポーツですね。

 

それ故背中や腰回りの筋肉疲労は相当です。

 



 

今回は都島区から来院の薬剤師の患者様に腰・背中さらに肩甲骨までほぐしていきました。

 

ボルタリングで使う筋肉

 



 

壁を登るわけですから、上半身や腕の力を必要とするのですが、

 

逆にどれだけ腕の力に頼らないでへばりついていられるかも大事です。

 



 

腰・骨盤から下股関節や足首が柔らかくないと、小手先の力ではすぐに消耗してしまうのです。

 



 

バランスの良い柔軟性のある身体へ進化させつつ、疲労を快復する整体法を紹介します。

 

骨盤の柔軟性を上げる整体

 

骨盤には仙腸関節という大切な関節があります。

 



 

この仙腸関節の動きをつけていくと股関節の可動域などが広がり、岩に足が引っ掛かりやすくなります。

 

骨盤は大殿筋で覆われていますので、

 

膝をよこし上げてカエル足のようにしてほぐしていくと仙腸関節まで響いていきます。

 




両手で押さえ解していきながら膝を骨盤の方へ押し込んでいっています。

 

3方向から圧迫を加えることで股関節も深部まで緩んでいきます。

 



 

次に同じ姿勢から膝を床から持ち上げて浮かせてほぐしていきます。

 



 

この時に反り腰の人は、下の坐骨を上に回すように、上の腸骨は下に回す様にして骨盤を起こします。

 

猫背の人は反り腰になりがちなので骨盤を起こす様に押さえていくことで姿勢が改善されます。

 

身体をのせ反らす姿勢はボルタリングに限らずスポーツでは良くあります。

 



 

反り腰と猫背は合併していることが多いので、骨盤の位置を整えるのは大事になります。

 



 

猫背の整体

 

丸くなった背骨を伸ばすには、伸ばしていく方向性と肩甲骨がポイントです。

 

背骨の伸ばす方向性は必ず上から下に押さえていきます。

 



 

深呼吸してもらい吐いた時に背骨を一本づつ押し下げて伸ばします。

 

肘で上半身を支えているので、肩甲骨と腕はそのままで背骨と肋骨が下がって、結果的に猫背が矯正されます。

 

背骨が伸ばされたら肩甲骨をストレッチします。

 

肩甲骨のストレッチは横向きやうつ伏せになってもらい、胸を張るようにして肋骨と肩甲骨の間を広げます。

 



 

広げた隙間に指を入れて肩甲骨に引っ掛けるようにして、さらに肋骨から引きはがします。

 



 

中途半端にストレッチしても効果は低いので、施術者は全身を使って全力で肩甲骨を引っ張ります。

 

もちろん痛くない範囲ですが、ほとんどの人は気持ちいいと言ってくれます。

 

骨盤と背骨・肩甲骨を柱と土台を整えると身体の動きも良くなり、反らしても前屈しても腰が痛くなりました。

 



 

もちろん全員がすぐに腰痛が解消されるわけではありませんが、

 

回数をかさねるたびに徐々に可動域や痛みも軽減していきます。

 

さらに身体が柔らくなるので壁を登っていくスキルの上がるのではないでしょうか？

 

ロッククライミングやボルタリングで腰痛やパフォーマンスアップに悩んでいる方はご相談下さい。

 



 

都島区の患者様の声

 



 

症状：ボルタリングを始めてから腰の痛み、肩の痛みが慢性的に続くようになった。

 

検索した言葉：腰痛、骨盤、肩甲骨はがし

 



 

感想や印象：痛みの原因を詳しく説明してくださり、

 

自宅でもできるストレッチ方法も教えてくださいました。

 

仕事で立っている時間が長く腰痛があった時はつらかったが、

 



 

施術を受けてだいぶ楽になりました。

 

最後に一言：しっかりと効果を実感できたのでオススメです！

 



 

※施術効果には個人差があります。