一年以上に渡り腰痛を感じる場合は慢性腰痛となります。ヘルニアの後遺症・重量物の運搬・長時間のデスクワークやドライブ・スポーツで腰を違和した等々、
原因は多々ありますが整体の改善ポイントは3つです!
慢性腰痛の改善点3つ
原因が何であれ以下3つのアプローチで慢性的な腰の痛みから脱却が可能です。
①筋膜・筋肉の癒着を取る~筋膜リリース~
②骨盤・背骨のゆがみを整える~骨盤矯正~
③インナーマッスルの血流を良くする~大腰筋ほぐし~
筋肉を緩め・骨格を整えて・血流を良くするのが整体の三原則です。
もちろん、足首の捻挫や膝関節の変形、股関節の弱化に椎間板ヘルニア由来のもの等は個々のケースに合わせて施術内容に工夫をしていきますが、3原則を行った上で効果が発揮されるのです。
①筋膜リリース
身体をゆがめるのは筋肉で、血流が悪くなるのも筋肉の拘縮です。
その筋肉の膜まで硬くなると普通のマッサージでは緩まりません。
一定の持続圧とピンポイントのリリースを使い分ける必要があります。
それぞれ硬い筋膜を感じ取ってまずは持続圧で引き伸ばす様にじわーっとリリースしていきます。
そうすると表層の筋膜が緩んできて深い部分のコリが触りやすくなります。
コリの強い部分を探して見つかれば、今度はピンポイントで緩めていきます。
しつこい場合は回旋を加える様にして緩め切ります。
親指を360度回転させて周囲の皮膚を巻き込むようにして深部筋まで押さえていきます。
色んな整体や治療院を通院されていた人ほど強い刺激が好きなようなので、肘を使ってサービスすることもあります。
これは強力ですよ~!
慢性腰痛で強く揉んでもらうのが好きな人は是非お知らせくださいね。
②骨盤矯正・背骨矯正
矯正というとボキボキやらポキポキと骨を鳴らすのが印象的ですがなれば良いというものではありません。
ですが、鳴らしてほしいですよね!
使用頻度は3人に1人くらいですがゴキっと矯正もしています。
※再生ボタンを押すと音が出ますのでご注意ください。
骨盤矯正は方向性がいくつかありますが、下がっている場合は突き上げる様に矯正します。
捻るように矯正するときは仙腸関節という骨盤の関節の動きが悪い時にします。
中には両方するときもありますが、矯正音は一回だけの時が多いです。
時あり首から腰に来ている人もいますので頚椎矯正もするときがあります。
矯正はやってほしくても出来ない人がいます。
急性腰痛のぎっくり腰だったり、高齢者で骨粗鬆症や腰部圧迫骨折の経験者などは瞬間的な矯正はできません。
上記当てはまらなくても病状により、危険と感じた場合はお断りさせていただきますのでご了承ください。
③インナーマッスルの血行促進
インナーマッスルを触り当てて大腰筋をほぐしていくのは当院最大の特徴です。
ただ私がインナーマッスルを緩めるだけでなく、患者さんに動いてもらったり、
自分の大腰筋の収縮を感じてもらいセルフケアまでしてもらうように指導までします。
インナーマッスル大腰筋は仰向けの状態でへその斜め下から腹筋をかき分けて押さえます。
大腰筋は骨盤内の筋肉(腸骨筋)と合わさって股関節の内側に着くのですが、
慢性腰痛の人は合流部分で癒着していることが多いのではがしていきます。
柔らかくなる・温かくなるなどの感じられれば、膝を動かしてさらに血流を良くします。
膝倒しそのものも腰痛体操ですが大腰筋を押さえながらすると効果倍増です。
膝を腰の高さ以上に上げると大腰筋が硬くなるのが分ります。
日常生活では和式トイレや雑巾がけなど膝が腰よりも高く上がることが減ったのが大腰筋の低下や慢性腰痛の増加に影響しているのではないでしょうか?
大腰筋を押さえられるだけで正に「お腹いっぱい!」かも知れません(笑)
ですが、もう一押しして、自分でも大腰筋を押さえてもらいます。
膝倒し以上に膝を胸につける動作の方がインナーマッスル大腰筋を感じやすいです。
最後に
慢性腰痛は日常から腰の事ばかり気に掛ける辛い症状です。
我流の筋トレやストレッチでは改善が難しいので慢性化したはずです。
病院はもちろん普通の整体院や治療院とは全く違う整体術で多くの慢性腰痛の患者様に喜んでもらえています。
中には83歳の方が杖をついても家から出れなかった女性が、
「古川橋駅から大和田駅まで杖無しで歩けた!」
という嬉しい報告もいただいています。(週に一回を10回続けてきた結果です)
もちろん難しい腰痛もあり、悔しい想いや残念な結果になることもあります。
ですが、ご来院の際には一生懸命整体させていただきます。
まずはご相談からでも結構ですので、ご連絡ください。