サッカーで右股関節痛
コンタクトスポーツ(相手と接触するスポーツ)においては常に怪我が隣り合わせ。
特にサッカーはフィールドが大きく動きも長いので疲労も伴います。
試合が続く夏休みなどは足の痛い子どもが来院されることも多いです。
特に股関節の痛みは普通に揉んでもあまり回復しません。
サッカー特有の足を振り上げる時に痛む股関節症は腰から来ていたり、大腿四頭筋が硬いせいだったり、
身体全体の歪み疲労のせいだったりと原因をしっかり見極めて対応することが大事です。
腰からくる股関節痛
腰椎の歪みがインナーマッスルの緊張を引き起こし鼠径部に詰まりを感じることがあります。
元々腰に違和感があった人や慢性腰痛だった人は我慢していると股関節まで痛くなる傾向が強いです。
その場合の整体は腰の筋肉だけでなく、骨盤の歪みと深層筋の緊張を整えていく必要があります。
大腰筋は骨盤を経由して腰と股関節をつなぐインナーマッスルです。
一番触りやすい姿勢は仰向けに寝て膝を立てた状態です。
へその斜め下あたりから腰骨に向かって斜めに押さえていきます。
施術では大腰筋に当たったら上下にほぐすか押さえたまま、足を動かしてもらったりします。
太腿の筋肉を緩める
股関節を曲げる大腿四頭筋は体の中で最も質量の大きい筋肉です。
サッカーではキックの時に思いっきり膝を伸ばすので大腿四頭筋の筋力強化が大事ですね。
同時に鞭のようにしなる脚力を発揮するには柔軟性は筋力以上に重要と考えています。
簡単で効果が高いのは、太ももの皮膚を浮き上がらせることです。
つまむのは皮膚ですが実際は筋膜をたわめているのです。
左右の手で縦に圧迫したりして方向を変えてみるのも良いです。
多くは筋肉を外側に誘導してあげると曲げやすくなる事が多いです。
施術では踵をお尻につけることで大腿四頭筋のストレッチをよく行います。
踵がお尻につかないくらい硬い人は骨盤が浮いてしまい、
反り腰からヘルニアや腰椎分離症などを引き起こすこともあります。
付かないからと言って無理矢理曲げるのではなく、
逆に骨盤を傾けて踵をつきやすくしてから揺らしていくと太ももが緩んできます。
これは大腿四頭筋にテンションをかけて、
土台の骨盤を揺することで仙腸関節という部分も動きやすくしています。
仙腸関節は歩行や立位など重力を緩衝させる特殊な骨盤の関節なので、
ここが硬いと股関節や腰だけでなく様々な症状を引き起こします。
当院では様々な方法で仙腸関節を緩めています。
仙腸関節リリース
自分でも仙腸関節を直接擦ることで動きを良くすることが出来ます。
擦るときに前屈動作に合わせて擦ると腰や股関節の負担が軽減されます。
整体では仙骨リリースや動体療法と言われたりします。
起き上がりの時に腰椎を擦り上げることでさらに関節の動きを良くしています。
方向性やタイミングなど色々技術が必要となります。
他にもカエル足になって大殿筋周辺などを緩める方法なども良く行います。
四條畷市のサッカー少年:患者様の声
症状:サッカーの練習後に痛みが出る。
右重心で痛かった。
右足だけでリフティングすると痛みが出る。
感想:少しこしょばかったが、押さえてもらうと楽になった。
一言:少しの痛みが出たら、痛さが強くなる前に早めに来てください。
感想ご記入ありがとうございました。
サッカー頑張ってください。