寒い所の作業と安全靴で腰痛と足に痺れ
門真市の腰痛専門栗岡整体院です。
しびれは神経が冷えること圧迫されることで生じます。
お風呂などに入って温めて圧迫を解除するとびりびりとしたシビレは軽減しますが、
朝起きると腰がだるくなっていて痺れも元に戻っていたりしますね。
しびれや腰痛をぶり返さないようにするには、
筋肉を和らげて骨格を正しすことで血行が促進させて神経も正常に流れるようにしていきます。
どこで圧迫や血行不良が起こっているか?
神経の圧迫される場所や血流が悪くなるところは、患部から推測していくことが可能です。
足の甲小指側がピリピリして、ふくらはぎまで上がってくるパターンの人は多いのでないでしょうか?
今回の患者さんは来院前日に安全靴をはいていて足先の自由がきかず寒い倉庫で作業をされていました。
慢性腰痛があり小指と薬指辺りから膝裏までのシビレが主訴でした。
足の指だけの場合は足首やふくらはぎの調整やストレッチをするとよいです。
今回は趾から膝裏近くまで症状が出ていたので、
画像の腰椎4番・腰椎5番・仙椎1番・仙椎2番そしてハムストリングスがポイントになります。
主訴の足先ではなくしびれの場合は神経の元をただることが大事です。
特に仙椎は骨盤の真中の骨仙骨から出てくる部分で丁寧に探らないと分かりにくい部分です。
ハムストリングスのストレッチ
ハムストリングスは膝を曲げる時に使われる筋肉です。
坐骨についている筋肉なので、片方が硬くなると骨盤の歪んで坐骨神経痛の原因にもなります。
膝を伸ばしたまま足を上げてストレッチしていきましょう。
この動作は椎間板ヘルニアの時に良く使われるラセーグテスト(SLR)と言われます。
検査且つ治療なので私も良く行います。
他にも螺旋を描くように擦っていって皮膚から筋肉を和らげていくこともします。
自分ですることもできる簡単なストレッチですが、
勢いをつけて上げるのでなくじわーっとゆっくり伸ばしましょう。
骨盤矯正
体が冷える、筋肉が緊張する、骨が引っ張られる、関節がズレる、背骨・骨盤が歪むなど…、
冷えは体全体に悪影響を及ぼします。
バランスの取れた骨格を形成して血液が流れやすい体内環境を作る必要があります。
土台の骨盤を調整していくことは必須となります。
矯正と言ってもボキボキと音を鳴らすことが目的でなく、骨に動きをつけて関節に遊びを作ることが大事です。
身体が力んでいては関節は動いてくれません。
その為緊張しやすい人にはソフトな骨盤矯正を行います。
お尻を撫でるだけのような調整で、調整後は膝を左右に倒しやすくなります。
この膝倒し運動は通常自分でもできるので腰痛のある人は普段から体操しましょう!
左右どちらかがやりにくいのが続けていくと同じくらいになるので、自分で出来る骨盤矯正ともいえます。
骨盤の歪みが整い、筋肉も緩んでくると血行が良くなるので、シビレが軽減します。
残ったしびれなどは、さらにツボなどを使って調整していきます。
坐骨神経痛などの痺れのツボ
坐骨点は文字通り座骨にあり、シビレのある方は下がっていることが多いので下から突き上げるように押さえます。
殷門のツボ。
ハムストリングスの溝にあり、坐骨神経の分岐点にあるので膝下の全体に影響を及ぼします。
見ての通りツボは神経のルート上にあるものや筋肉の溝にあることが多いです。
次のふくらはぎの2つのツボも押さえましょう。
ふくらはぎは腓腹筋と言って内側と外側にある筋肉が合わさっていて、
合わさった溝の中央に承筋(しょうきん)というツボがあります。
さらに下がって腓腹筋がアキレス腱に変わっていく所に承山(しょうざん)というツボも押しましょう。
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※施術効果には個人差があります。