産後一年経過した骨盤矯正
門真市の腰痛専門栗岡整体院です。
妊娠中は骨盤が広がります。
産後は骨盤の関節が開いたまま過ごすと腰痛を誘発しやすくなります。
育児に追われて産後の骨盤矯正をする暇がなく、
1年以上経過したら腰痛のみならず背中や腕の疲れ・頭痛肩こりなどしんどい部分が増しているはず。
骨盤だけでなく脊柱や頭蓋骨などトータルでお体を整えていきましょう。
産後に腰痛!どこを狙う?
出産後から腰痛が発症した場合、骨盤の影響が大きいです。
では、骨盤のどこを狙えばよいでしょうか?
歪みや変調を及ぼすのは以下の3点になります。
①仙腸関節下部②尾骨③恥骨
調整前にずれている部分をチェックしますが、③恥骨や②尾骨を触れる場合は承認後です。
触れられる事が抵抗ある方も多いと思いますので、問診や検査前にお伝えください。
仙腸関節の調整
一番のポイントはやはり、①仙腸関節下部です。
通常の骨盤矯正なら仙腸関節というだけですが、出産の腰痛や歪みは仙腸関節下部が開くのです。
骨盤の広がりを考慮すると仙腸関節の下の方を圧迫して締めることが必要とわかります。
青い星印の部分を押し上げるか両サイドから圧迫するようにして骨盤調整をします。
それから全体を締め付けるように整えていきます。
これが結構受けがよくて気持ち良いと言われます。
サポーターやコルセットだと全体を締め付けてしまうので腹部まで押さえつけてしまうので、
持続的に支えるには良いのですが、治っていく調整には時間がかかってしまいます。
調整は特に方向性が大事ですね。
尾骨の調整
尾てい骨のあたりが痛い人は人に言えないお悩みで、隠れ尾底骨痛として結構多いようです。
尻もちをついた時など尾骨骨折すると病院では肛門に指を入れて手前に引くこともします。
整体院ではできないので、横の靭帯の隙間から引っ掛けるように整復します。
尾骨の前方変位が浅い場合は先端から戻すことも可能です。
その時背骨をトントン(鉋の調整)と刺激すると戻っていきやすいです。
また産後の矯正ではないですが、尾骨が左に歪んでいる人は、流産する可能性が高いと言われます。
もちろん全員が流産するわけでないので、気になる人は歪んでいる左側から中央へ戻しておくと良いです。
恥骨調整
骨盤の中で前方の局部にあるので、恥骨は通常は触ることがないのです。
ですが、中々取り切れない歪みや痛みなどが恥骨のズレが原因の時があります。
調整法は簡単で、押さえてみて下がっている方に軽く指を添えて手の重みだけで上がっていきます。
先にも述べましたが、局部を押さえるので了承を得たうえでしか行いませんしできません。
皮膚を丈夫にする整体としても恥骨調整は効果的です。
左右押さえて痛い方を上から息を吐きながら押し続けて、腰を反らします。
吐き切ったところで指を離して腰を脱力します。
これを毎日寝る前に3回位行います。
皮膚や肌の疾患などによく使われる操法です。(整体入門 野口晴哉著 ちくま文庫より)
骨盤は人体の中でも最も大事な骨の一つです。
複雑で役割も重要なので、歪みや捻じれ等をできるだけ整えてバランスの良いお体を維持したいです。
今回お話した調整法は少し難しかったかもしれませんが、それくらい高度な技術が必要とするものです。
もし産後一年以上経過しても腰痛や股関節痛あるいは骨盤周辺に違和感が残っている場合は、
当院までご相談下さい。
患者様の声
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門真市の主婦
ご記入ありがとうございました。
施術効果には個人差があります。
インスタグラムではリア充してます(笑)