右膝の下からシビレる
大阪府門真市の腰痛専門栗岡整体院です。
野球でスライディングをしてから膝下から痺れるようになった患者さんが来られました。
お尻から足首までしびれると坐骨神経痛ですが、
膝下からだと少し事情が違います。
両方の可能性を考慮して施術していきます。
坐骨神経痛の整体
スライディングをした時にお尻から滑ると坐骨がズレてしまうかもしれません。
(膝で滑るのが理想の様です)
元々腰が良くないと骨盤が歪んでいるのでそれを助長することになるのです。
まずは坐骨神経周辺の筋肉を緩めていきます。
軽くお尻を撫でるように坐骨神経の上下にある筋肉を指先で丁寧になぞります。
皮膚を介して特殊な刺激が伝わり表層を緩めることが可能です。
次に坐骨を押し上げて回す様にして仙腸関節という骨盤の関節に動きをつけます。
膝を上げて片足だけカエル足のようにした姿勢でほぐしていきます。
施術後は足の可動域が広がっています。
あまりに硬い時は骨盤矯正も行います。
吐く息に合わせてトンと矯正します。
苦手な人もいると思いますので、そういう人にはやりませんのでご安心ください。
膝から下の痺れの調整
膝下の痺れは膝の裏にしこりがあるパターンと
脛骨と腓骨のズレが原因の人がいます。
膝裏にコリがある場合は腰から来ていることもあるので、しっかりほぐします。
自分でもほぐせるのですが結構痛い人が多いです。
もしあまり痛くないようならポイントがズレているので、ご来院時にお伝えします。
もう一つの脛骨と腓骨のズレですが、膝下の骨は2本あります。
この2本の骨が捻挫などの外力によって開いてズレてしまいます。
スライディングでもズレてしびれの原因になっていることもあるので調整ます。
調整法は自分でもできるので参考にして下さい。
まず施術では私が外踝と内くるぶしをギュッと握って締めつけます。
脛骨と腓骨の間を親指でギューッと圧迫します。
数秒圧迫したら、瞬間的に親指を離します。
両くるぶしはずっと握り締めたままです。
これの押圧した後の瞬間的な脱力で広がっていた下部脛腓関節(くるぶしの間の関節)が閉じていくのです。
人の関節は持続的に押されると反発して硬くなろうとします。
この整体法はその反発力を利用した施術になります。
自分でするときも同じで片手で両方の踝を圧縮して、
反対の親指で骨の間を数秒押さえつけて、瞬間的に離すのを繰り返します。
見やすいように膝を立ててしていますが、胡坐でも足を伸ばしても大丈夫です。
足の甲が高くなっているのを下げる
シビレが足の指まで出ていると足の甲にも原因があるかもしれません。
捻ったり突き上げられると足の甲が盛り上がって神経を押さえつけてきますので、
甲高を下げる方法を紹介します。
これも反発法を利用します。
足裏から拳を作りグーで強く押さえつけます。
土踏まず全体をしっかり数秒押さえつけて足の甲が押し上げられているのを反対の手受け止めています。
離すときは一気に離します。
瞬間的に離す勢いで甲の骨(楔状骨)がつられるように下がっていきます。
足の甲が下がる感覚は押さえている手で感じることも出来ます。
動画は模型ですが、実際では左足の甲に添えている右手が左手のグーにつられるような感じになります。
自分でするときも同じです。
ギューと押してパッと離すの繰り返しです。
先ほどの踝を押さえる方法よりもやり易いでしょう。
この操法だと足裏の刺激にものなるので、偏平足の予防にもなります。
普段あまり意識されない足の裏はお風呂に入った時や夜寝る時にマッサージなども一緒にするのが良いでしょう。
私も良く足の指や裏・甲と足部のケアを良くするときは寝つきが良くて朝も起きやすいです。
それだけ心臓から一番遠い足は血流をよくすることが大事ということです。
以上膝下が痺れる時にする整体でした。
他にも整体法はあるのでその時の状態により変えて行います。
治りにくい痛みしびれは腰痛専門栗岡整体院までご相談下さい。
患者様の声
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足の外側が痛い
施術効果には個人差があります。