ぎっくり腰が増える時期

2020年9月23日a腰

気候の変化特に気温が下がると、体調を崩す人が増えます。

 

秋口がそうですね。

 

整体院では、しばらくぶりの患者さんがギックリ腰を起こして通院されるということもよくあります。

 

衣替えという言葉がありますが、体の状況も変えていく必要があります。

 

暑かった日に冷たいものを飲みすぎていたら、お腹が冷えて腸の近くにある腰のインナーマッスルの血流が慢性的に悪くなっています。

 

中腰や重いものを持った時にグキっと痛みが走り、そのまま動けななってギックリ腰というケースが当院でもちらほら出てきました。

 

ぎっくり腰の時のセルフ動体療法
 

予防にはお腹を温める飲み物や、肌を出さない服装に変えていく必要があります。

 

コルセットは理想ではないですが、ぎっくり腰になってしまったらそうも言ってられませんので、

 

痛めた筋肉の代わりに腰や骨盤にガッチリ巻いて下さい。

 

先日100キロある男性が芋掘りをしていたら、ぎっくり腰になり久しぶりに来院されました。

 

とくに左の骨盤の関節(仙腸関節)あたりが痛いようです。

 

仰向けに寝た状態で、左の骨盤の内側にある腸腰筋という筋肉を押さえながら動いてもらうとかなり楽な様子です。

 

おへその奥のインナーマッスル大腰筋
 

お尻をあげたり、膝立で左右倒したり、膝を胸に近づけたりは痛くなくできていました。

 

両膝を曲げて股関節屈曲していき臀部から腰部の張りをチェック検査
 

膝倒しで右に膝を倒した時に左の腰が突っ張るタイプチェック検査
 

ただ、重力のかかる立った状態では完全に痛みは引きませんでした。

 

起き上がりに腰痛で腰に手を当てる
 

原因は左の腸腰筋の筋力不足です。

 

50キロの方なら支えられるくらい回復していましたが、

 

100キロとなると流石にキツかったようです。

 

こういう時は、日にち薬がどうしても必要です。

 

患者さんには「1週間は安静にして、左側の腰のインナーマッスルが回復するように骨盤の内側をほぐすように家でもしてください」と伝えました。

 

ぎっくり腰になりやすい時期は予防が大事ですが、なってしまったら安静とお腹を温めてインナーマッスルの血流をよくすることを心がけましょう。

※「免責事項」施術効果は個人差があり、全ての人へ保証するものではありません。
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