朝顔を洗うときに腰が痛くなった
大阪府門真市の腰痛専門栗岡整体院です。
朝に腰が痛い。
布団から起きる時・顔を洗うとき・着替える時・靴下履く時。
寝起きは体温が下がっているので急に動き出すと、ギックリ腰になり易いです。
規則正しい生活が一定の体温を保つ秘訣ですが、
疲労などで腰の調子が悪い時にズシンっと重く・ピキィーと痛くなった時の対処をお伝えします。
腰が痛くなったら温める?冷やす?
肉離れなどで内出血している場合は冷やす必要がありますが、
急性腰痛だからと言って必ず冷やすのが良いと限りません。
整骨院に勤めていた時に思ったのですが、ぎっくり腰の人に氷嚢を当てて痛みが軽減した人はいませんでした。
冷やしてリバウンドで血管が拡張して血流が良くなるのですが、鎮痛作用はほぼありませんでした。
朝腰が重たくなった時は冷やすのではなく、温めるために入浴してください。
その方が体温が上がり循環が良くなるので、腰の重みが軽減し動きやすくなります。
通常の入浴もお腹の奥を軽く揉みながら温かく感じるくらいまで長めにつかると予防になります。
座骨神経痛のある人は長目の入浴は必須ですね。
半身浴でなくても普通につかるだけでいいですが、お腹に手を当てるようにしてください。
入浴中に手を当てたら腹式呼吸をすると良いです。(あまりに血圧の高い人はNGです)
お腹の血流を良くする腹式呼吸
腹式呼吸はお風呂でだけでなく、
布団の上でもできますので腰の弱い人は予防としても行いましょう!
やり方は腹式呼吸でお腹から息を吐いた時に軽く押さえ、
息を吸うときは手を離していきます。
これによりポンプ作用でインナーまっすくの血流を促進していきます。
就寝前や寝起きにしてみましょう!
顔を洗うと痛い腰はどうする?
洗顔をする女性-photolibrary
洗顔の時に腰が痛くなる人も多いです。
立った状態で前屈みになる姿勢と言えば、洗顔が一番腰が伸ばされた状態でしょう。
その為、立位体前屈などで床に指がベターっとつかない人は要注意です。
もし痛くなってしまったら、腰の痛い部分を上下から指でつまんでたわめて下さい。
前屈によって痛い箇所が伸ばされてさらに痛むので、伸ばされないようにつまんで動いてみます。
動いて痛みがましになっているようなら、何度か繰り返してみましょう。
つまむ痛さは我慢して下さい。(つまむのやめれば痛さは治まりますので)
動いて痛くない範囲で動いて下さい。
つまむことは簡単にできる筋膜リリースなのです。
次は筋膜リリースにもなる腰痛用のテーピングを紹介します。
腰痛のテーピング
テーピングは5センチ幅の伸縮性のキネシオテーピングを使います。
サイズは人によって色々ですが、平均的には25cm2本と15㎝1本を使います。
縦2本と横2本のH状に貼ります。
テーピングには7.5センチ幅や3.75センチ幅のサイズがありますが、
汎用性から5センチ幅を使うのが良いでしょう。
自分で貼るのは難しいので、誰かに貼ってもらいましょう!(撮影の為に私は自分でしましたが!)
痛くない程度に前に屈んで腰の皮膚が伸びてる状態を作ります。
突っ張った皮膚に骨盤から腰へ向けてはります。
貼る位置は腰の盛り上がった筋肉(脊柱起立筋)です。
貼るときはほんの少しだけ伸ばしてはります。(25cmが28cmになる位のテンション)
両サイドに貼ったら骨盤の両の出っ張り(上後腸骨棘PISI)を締めるイメージで貼ります。
この時は、15㎝のテープが22cm位に引っ張って貼ります。
画像にはないですが、15cmのテープを半分に折って真中に切れ目をつけて両サイドからテンションをかけます。
下は完成画像。
身体を前屈みから元に戻した時縦のテープに波状のシワが出来てると成功。
皮膚が浮いてリンパや血流が良くなります。
テープを最大まで引っ張るとシワが出来ないので血流が良くなりません。
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